医療法人 梶原内科医院 医療法人 梶原内科医院 URL
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糖尿病診療について

医療法人 梶原内科医院では、糖尿病「Diabetes Mellitus」の療養指導には、医師と3人の療養指導士が懇切丁寧に指導いたします。

1.糖尿病の原因

(1)インスリン分泌の低下、(2)インスリン作用を表す場である受容体の数、及び性質の異常、(3)細胞内インスリン刺激情報伝達の異常

2.糖尿病の病態

インスリン作用不足は糖代謝に異常を来たすのみだけでなく、脂肪代謝、蛋白、アミノ酸代謝に異常を来たします。

3.糖尿病の合併症

(1)急性 強いインスリン作用不足が突然起こると、急激な糖利用不全から脂肪の分解、ケトン体生産の増加を来たし、ケトアチドーシスにより昏睡から死に。
(2)慢性 全身の小血管に退行性変化を来たす。
糖尿病性網膜症 腎症 冠動脈、脳動脈障害

○糖尿病の病型分類

1型糖尿病:インスリン依存型糖尿病〔IDDM〕遺伝性なし 若年発症 やせが多い インスリンが必要 全糖尿病の1%
2型糖尿病:インスリン非依存型糖尿病〔NIDDM〕遺伝性あり 中年肥満 インスリンの低下 全糖尿病の95%以上

○糖尿病の診断基準

75g糖負荷試験〔75gGTT〕 静脈全血〔mg/dl〕
一般には 75g のブドウ糖を飲んで、1時間後、2時間後に採血をし、その時の血糖値から病気を診断する検査です。
判断基準
検査項目 正常型 糖尿病型
空腹時の血糖値 100mg/dl以下 120 mg/dl以上
2時間後 100mg/dl未満 180 mg/dl以上

随時血糖値による判断基準
糖尿病らしくない 診断困難 糖尿病らしい
80mg/dl未満 80-180mg/dl 189mg/dl以上

その他の判断基準
IRI 糖負荷後のIRIは低反応
Cペプチド インスリン量と平行する。食後2時間でCペプチドが1.0ng/ml以下であればIDDMが強い
HbA1c 過去1-2か月の血糖値を反映する
フルクトサミン 過去1-2週間の血糖値を反映する
血中ケトン体 NIDDMよりIDDMの方が高い。ケチアチドーシス治療の指標になる

○食事療法 食品交換表

糖尿病の治療には、食事療法、運動療法、薬物療法がありますが、その中でも、食事療法は糖尿病治療の基本となります。
 初期の糖尿病は、食事療法をきちんと行うことで進行を防ぐことができます。
 食事療法を始める前には必ず医師の指示に従い、自分にあったものを行うことが大切です。

標準体重 Brocaの変法  (身長-100)×0.9
BMI 体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
 
 
摂取エネルギー量 Kcal/Kg
軽作業 事務員、管理職 25-30
中作業 医師、看護婦、教員 30-25
やや重作業 農業、建設、保健婦 35-40
重作業 農繁期の農夫、運材作業 40

○薬物療法

SU剤 膵臓を刺激してインスリンを出す
グリミクロン オングルコン、アマリール
BG剤 肝臓から糖放出抑制など
グリコラン、メルビン
α-GI剤 糖質の消化吸収を遅らせる
ベンスン、セイブル
チアゾリン誘導体 インスリン感受性の改善など
アクトス
○インスリン治療 
 一日1回、2回、3回、4回。SU剤と併用。
 速効、中間、混合、超速効型インスリン
○コントロール指標
指標 不可
不十分 不良
HbA1c (%) 5.8未満 5.8-6.5未満 6.5-7.0未満 7.0-8.0未満 8.0以上
空腹時血糖値(mg/dl) 80-110未満 100-130未満 130-160未満 160以上
食後2時間の血糖値
(mg/dl)
80-140未満 140-180未満 180-220未満 220以上
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